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​植物編

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花・春夏秋冬

春:春の花の色は多彩だ。また、咲き方も多種多様。つい、レンズを向けたくなる華やいだ気持ちにしてくれる。

でも、時として色が多すぎて、野暮ったい写真になってしまう。ある意味で、スターが多すぎて主役を絞りきれない。それでも、春の花の主役は、日本人にとって桜だろう。それにしてもこの花の写真はステレオタイプになってしまう。感性不足を実感させられる花!

夏:夏の花は艶やかで、シャンとしている。太陽を一杯受け、秋の花の陰りがない。

 そのなかで紫陽花は、形、色とまさしく多彩な顔を見せてくれる。梅雨から初夏まで、鬱っとおしい時期に、気を晴らしてくれる花だ。 でも、夏は、日差しと木々が作る光の陰影を、求めてしまう。撮る位置で、太陽の位置で、そして風の揺らぎで、光が遊ぶ様は、じっとしていられない私でも、時として、時間を忘れてみとれることもある。

秋:秋の草花はなぜか、しっとりした色合いになる。きっと、光のせいかもしれない。それになんの科学的根拠もないが花自身の色も、春の湧き立つような、あるいは夏の艶やかさもないような気がする。

しかし、それゆえ、花の落ち着いた色合いが美しい。

冬: 冬の花は可憐だ。なぜか、透き通った色が多いようなきがする。そして、春に向けて、爆発する色をそっと待つ、可憐さがある。                                                                                                                                                                           典然

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