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Bestshot10


第35回翠蔭造形

  土井晩翠作詞の「荒城の月」のなかに「めぐる盃 かげさして 千代の松が枝 わけ出でし」とあるが、この句は、松が枝の間から差し込む月の光が盃に映っているという状況を著しており、朧な月の光とそれが創り出す松の枝の影とが荒城の映像をより際立たせるように思える。朧な月の光では無理ではあるものの、雑木林や森の中を歩いていると、木漏れ日によって生み出される大樹から這いつくばるように生える野草の影が幻想的で独創的な造形を創り出していることも多い。そこに自然の造形美を見出し、ついシャッターを押してしまったものを並べてみた。
 

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