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Bestshot10
第39回商店街盛衰
旅に出ると、各町の商店街を歩くのを楽しみにしている。最近は並ぶ店の多くが全国チェーンに代わってその地域の特色を失いつつあるが、それでも面白い。とくに祭りが良い。商店街と祭りは付き物だ。歴史のある祭りもあれば、商店街振興のために最近始まった祭りもあるが、土地柄が表現されていればどちらでも構わない。ただ、地方では祭りをはじめ商店街の振興を担う個人商店がめっきり減少してしまっている。折角、電柱の地中化、重要伝統的建造物群の指定などによって整備された町並みに人影がみたらないことも多い。最近では、古いアーケードを撤去し商店街の再活性化を図る事例もあるが、多くは成果をあげていない。根本原因は人口減少高齢化社会と消費構造の変化にあるのだから、地方の商店街の衰退は人口集中度が高いなど一定の条件が整った立地以外ではもう止められないだろう。それゆえ、人通りがなかろうが、シャッター通りであろうが、地域の特性を生かした街づくりへのエールと一方では惜別の情をもってこれからも訪ねてみたい。
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